危ないと!?
今一部の報道で空間除菌の次亜塩素酸水の噴霧が危ないと小学校や自治体で混乱が生じてい
ますが、ちゃんとした情報を知ってからご選択いただいた方がいいと思います。私たちのア
ドバイスとしては使い方によっては効果的なものや使ってはいけない使い方もあります。
難しい内容ですが、下記ご参考ください。
https://jinf.jp/feedback/archives/30657
また北海道大学名誉教授も以下の様な発表をされてますのでご参考ください。
メディアのみなさま
先週の NITE の中間発表をめぐって誤報の嵐となっており、全国の次亜塩素酸水溶液の愛用
者から不安 の声があがっています。 また、本来新型コロナウイルス対策の切り札となるべ
きものが誤報と取材不足により普及しなくなるこ とで、これから防げるはずの感染者が増加
することになります。 この状況を危惧した北海道大学玉城名誉教授と北海道大学人獣共通感
染症リサーチセンターが、NITE の中間報告対象と同じ条件下での第二弾の試験結果を発表
しました。 次亜塩素酸水(PH55、40ppm)の新型コロナウイルスが 30 秒で不活化されたとい
う発表です。
玉城先生の連絡先は下にありますので直接お問合せください。 尚、玉城先生は WHO に 16
年間奉職されており、いろいろなことに快活にお応えいただける方です。 どうぞご取材くだ
さい。 Press Release (2020 年 6 月 1 日) 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度 40ppm・電気分解
方式による)の新型コロナウイ ルスに対する不活化に関する実証試験 -第二弾-
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度 40ppm)による新型コロナウイルスの不活化 このた
び日本エコ・システムズ株式会社(代表取締役 川田勝大氏)の研究依頼により、北海道大学
人 獣共通感染症リサーチセンター(高田礼人教授)と協力し、電気分解法による微酸性次亜
塩素酸水(pH5.5、 有効塩素濃度 40 ppm)の新型コロナウイルスに対する不活化に関す
る実証実験を実施した。 協力者と共に、次亜塩素酸水に関する実証実験第二弾として、その
成果を報告する。
● 次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度 40ppm)は新型コロナウイルスを瞬時に不活化する
今回の実験条件は、反応液におけるウイルス液とサンプル液の比率が 1:19 以外は(前回は
1:9)す べて同じである。同じ条件で 2 回実験を繰り返しその再現性を担保した。 2 回の
実験において、使用した次亜塩素酸水は前回同様 30 秒、1 分、5 分、10 分の反応時間でウ
イル ス感染価を約 5 桁減少させ、実験で検出不可能なウイルス感染価以下まで不活化し
た。 コントロールに用いた普通の蒸留水においてはウイルスの不活化はまったく見られなか
った。(添付資 料参照)。
● まとめ 今回の実験で、微酸性次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度 40ppm)は前回の強酸
性次亜塩素酸水に 引き続き(つまり強酸性の次亜塩素酸水)、新型コロナウイルスに対する
強力な不活化効果があること が実証された。 政府系の独立行政法人製品評価技術基盤機構
新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評 価に関する検討委員会は 2020 年
5 月 28 日、中間報告を発表しその中で、実証実験を担当した二つ の研究所の実験結果に必
ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続を担当した二つの研究 所の実験結果
に必ずしも一貫性がないことから、引き続き検証試験を継続すべきであると結論付けてい
る。 消毒用アルコールなどがひっぱくしている現状において、強酸性(pH2.7 未満)だけで
なく微酸性 (pH5.5)の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して有効と判断されたこと
の意義は非常に大きい。 すなわちアルコールの代替品ではない、独立したより安全な消毒剤
としての次亜塩素酸水の有効活用は 新型コロナウイルス感染症予防対策に大きく寄与するこ
とが期待できる。
次亜塩素酸水(強酸性 pH2.7 未満および微酸性 pH5.5)は、比較的容易に入手可能な生成装
置から吐 水され、食品や物品等の消毒の他に、「手洗いに有効な資材としても推奨できま
す。」
私たちは新型コロナウイルス感染症の予防対策のために、次亜塩素酸水の有効利用を引き続
きより積 極的に検討していく所存です。
●連絡先 玉城 英彦(たましろ ひでひこ)
北海道大学名誉教授 札幌市北区北 17 条西 8 丁目 (Mail. tamashiro@med.hokudai.ac.jp)